カニという素材が本物で旨いタグ付きブランドがにであることはもちろん、素材がいいというだけで満足せず、20年以上にわたってカニの食べ方を研究してきました。だからこそ、断言できます。「カニの旨さは、食べ方で決まる!」
まるやすのカニの食べ方は全部で7種類。かに刺し、かにしゃぶ、ボイルがに、蒸しがに、焼きがに、かに雑炊、甲羅酒です。カニを部位によって大きく5つに分け、それぞれの繊細な味の違いを楽しめるよう、部位ごとに最適な調理方法を採用しています。
そして、それはあくまで「調理方法」にしかすぎません。当店でしか味わえない「カニの食べ方」とは、日本酒ソムリエの技による演出によって最大限に引き出されるものです。
待ちきれなくて半生で食べちゃったところ…「カニしゃぶ」にひらめく!
中でもカニしゃぶは、まるやすが20年間磨き続けてきた品。その昔、宿主の古田が旅の途中に「カニすき」をいただくことがあり、途中待ちきれなくて半生でカニを食べてしまったところ、これが強烈に旨かった!この「半生」にインスピレーションを受けた古田がそれ以来、研究を重ねてきたのが、まるやすのカニしゃぶです。宿主/日本酒ソムリエの古田豊弘です。
私はまるやすの宿主であり、また日本酒資格の最高位である日本酒学講師/SSI協会専属テイスターとして、日本酒の振興に力を注いでいます。「ソムリエ」と聞くと、お酒のイメージが強いでしょうか?お酒の知識はもちろんですが、本来はお酒や食を出す順番、タイミング、味の濃淡、香りの高低、お酒ごとに違う個性を考慮しながら、いかにお料理と合わせ、食の空間を演出するか?という総合的な仕事です。そしてなにより、お客様の好みや趣向を瞬時に見極める技術がソムリエにとって不可欠。それを可能にするのは知識だけじゃなく数多くの経験、つまり「実践力」が大きなカギとなります。まるやすのカニ料理は、「これだ!」という独自の提供方法を編み出すまでに10年がかりで研究、そしてカニしゃぶに関しては、20年間、提供方法を磨き続けています。知識ではなく、実践に実践を重ねて最適な方法を探す。これは日本酒ソムリエの「実践力」によって培ってきたスタイルです。
お料理は耳からも美味しくなります。酒鮮の宿まるやすは、日本酒ソムリエである古田との会話を楽しむため、全国から毎年リピーターとなる人が続出中。
古田はもともと大の旅好きで、小学5年生で北海道を一人旅したほど。それ以来「旅すること」がライフワークです。このため、旅人がいったい何を求めているのか?を知り尽くしています。観光パンフレットに乗らないレアなおすすめスポット情報を宿の液晶モニタに映しながら、お客様と会話することもしばしば。旅以外もかなりの凝り性で、車関連の話、鉄道の話、大好きな浜田省吾さんの話、ダイエットの話?そしてもちろん、お酒とその背景にある文化の話など、話題は尽きません。もちろん、古田自身がお客様からのお話をお聞きし、日々楽しんだり、学んだり。まるやすの魅力の一つは「会話が演出の一部」だということです。
◯日本酒ソムリエ古田との会話については、基本的にDining Bar珠庵で接客させていただく方に限らせていただいております。詳しくはお問い合わせください。
No!茹で過ぎ! STOP!焼き過ぎ!
秒刻みのタイミングをプロデュース
酒鮮の宿まるやすのカニ料理は、「ころ合い」を見計らうことを常に意識しています。お客様の間でよく起きること=カニの茹で過ぎ・焼き過ぎ。せっかくのカニですから、最適なタイミングで楽しんでいただきたいのです。例えばカニしゃぶなら「しゃぶ・しゃぶ・しゃぶ・しゃ」がちょうどいい!
手が汚れない!珠庵限定
専任スタッフにおまかせ
Dining Bar珠庵でお食事のお客様限定となりますが、カニを剥いたり、食べやすい形にする作業はすべて専任スタッフが担当させていただきます。お客様は、手を汚すことなく最高の瞬間で味を楽しめます。もちろん、知識がなくて最高の食べ方を逃すこともありません。
※広間でのお食事の場合はボイルがにの身だし等若干お客様にお願いしています。
日本酒ソムリエ独自の
「お酒と合わせる」スタイル
酒鮮の宿まるやすの日本酒は、日本酒が飲めなかった方もファンにしてしまうほどの豊富なラインナップ。地元丹後地方の地酒はもちろん、宿主が全国をまわり、自分の足と舌で確かめた酒を取り揃えています。そして、日本酒ソムリエの真骨頂は、最適なタイミングと順序、お客様の好みを総合的に判断してお出しする「お料理に合わせるお酒」です。同じお酒でも食との合わせ方で全く違う味わいになることを実感してください。
1食7回以上感動!7つの食べ方
7種類の食べ方「かに刺し、かにしゃぶ、ボイルがに、蒸しがに、焼きがに、かに雑炊、甲羅酒」、それぞれに違った味わいがあり、毎回新しい感動を味わえます。そして、「調理方法」だけでなく、どんなお酒と合わせるかによって違った味わいを楽しめるので、感動の数はさらに増加します!
食べ方にこだわっているから、素材のカニは普通だろうとお思いでしょうか?ご心配なく!酒鮮の宿まるやすで取り扱っているカニは、すべてタグ付きのブランドがにです。本物のタグ付き松葉がにを、ここまで凝った提供方法で、なぜこの値段にできるのか?それは、まるやすの仕入れ方法に理由があります。
まるやすが仕入れるカニは、まるやすが位置する京都府北部・丹後地方の漁場、丹後半島沖でとれたもの。それぞれ上がる港によってブランドが変わります。港は津居山・柴山・香住・浜坂・網野・舞鶴など。実はこれらの漁港、漁場はすべて同じなのです。ですが、ブランドによって価格が変動します。
つまり、「同じ海でとれたカニ」なのに、知名度によって値段が変わっているということです。まるやすはここに着目し、信頼出来る仲買さんの目利きのもとで、「その時の相場で価格が安く、かつぎっしり、ずっしり、身がつまっている800〜900gの大きめのカニ」という指定で、仕入れをしています。港を固定すると、相場の変動によって価格に影響が出ますので、その都度最適な仕入れをすることでこの価格を実現しているのです。
同じクオリティのカニ宿泊プランなら、あとプラス10,000円になっても不思議ではありません。どうぞ、まるやすにて本物の松葉ガニを、楽しんでください。
※漁港ブランドは指定できません、お任せください。
こんな食べ方があるんだって感心したりしました [50代/男性]
カニがとっても美味しかったです。食べ方まで親切に教えていただきこんな食べ方があるんだって感心したりしました。カニ刺やしゃぶしゃぶは最高でした。また、料理にあったお酒を順番に勧めてもらえるので料理とお酒に堪能しました。天橋立に行くならぜひお奨めです。
食べ方など解説しながらの料理で本当に良かった [未記入]
かにが大変おいしく、特にご主人が食べ方など解説しながらの料理で本当に良かったです。食事の量もこのコースで十分で(それでも完全には食べきれないくらい)した。翌日の食事も自家製の野菜やひものなど、特別変わったものではないのですがおいしかったです。
ご主人に食べ方を教えて頂きながら至福の時間を [30代/男性]
お洒落なお食事処には私の“かに”が!お刺身と、かにと、日本酒と・・・。ご主人に食べ方を教えて頂きながら至福の時間を過ごしました。よくかにの美味しさを“あまい”と言うことがありますが、もちろんそれも含めて“とろける”うまさでした。当然ながらあんなに美味しいかには初めてでした。
「あぁ、こんな食べ方ができるんだ」とびっくり [未記入]
今回は、蟹料理をいただきました。ご主人が美味しい食べ方を丁寧に紹介してくれますから、「あぁ、こんな食べ方ができるんだ」とびっくりしながら、舌鼓。ご主人は、日本酒のソムリエで、お酒の飲めない私でも美味しく飲めるお酒を紹介してくれました。お酒を初めて美味しくいただきました。
口にほうばるたびに笑いがこみあげるこの感覚 [30代/男性]
掘りごたつ式カウンターのある「大人の隠れ家」の雰囲気ある珠庵でコース料理(かに刺・かにしゃぶ・甲羅酒・焼かに・ゆでかに・雑炊など)をいただきました。それぞれの食べ方にあった5種類の日本酒(冷酒6酌)をご主人におまかせしました。どれも酒と料理のマリアージュは良く、特にかにしゃぶは最高でした。酒匠であるご主人とお酒のことやこだわりの趣味等の話に花を咲かせ、ひと時を有意義に過ごせました。
一人旅でカニを食べれることも貴重です [40代/男性]
初めておいしいカニを食べさせてもらいました。日本酒の飲み方も教えてもらえ、大満足です。一人旅でカニを食べれることも貴重です。部屋も清潔でした。次は、家族と利用させてもらいます。
手が汚れないようにカニを捌いてくださる [30代/男性]
夫婦で伺いました。
料理に関しては大満足です。BARのようなカウンターがあるこじんまりしたスペースで頂く食事は斬新でした。
夕食のボリュームが物凄く、新鮮なカニは味も抜群でした。日本酒のソムリエでもあるご主人が、なるべく手が汚れないようにカニを捌いてくださるので食べることだけに専念できました(笑)。
「今注目のスーパー民宿」という切り口で、「日経インテレッセ」にてご紹介いただきました。スーパー民宿とは、おしゃれなインテリア、おいしい料理など、「一昔前の民宿のイメージとは違うこだわりの宿」のこと。まるやすは民宿に始まり、お料理の研究や宿の改装などを重ね、現在では「民宿を超えた宿」として日々努力しています。
生のままカニの刺身、かにしゃぶ、炭火焼きガニ、ボイルがに、かにすき、かに雑炊・・・お一人様あたり松葉ガニが2杯、あらゆる食べ方を満喫できる、満足度いっぱいの天橋立 酒鮮の宿 まるやす 渾身の豪華フルコースプランです。
■お品書き 季節の新鮮なお造り/エビ・サザエ・いか・季節のお魚等 /タグ付き生がに1杯(しゃぶ・焼きがに・すき鍋など色々な食べ方をお楽しみください)/タグ付きボイルがに1杯(レモンかかに酢でどうぞ)/酢の物/かにみそ豆腐(自慢の珍味です)/かに雑炊/自家製香の物
ヘルシーで満腹に♪女性のお客様から“美味しい松葉がになのに全部食べきれず残念!”というお声をいただきさっそくお料理の量を考えてみました!カップル(お2人)で召し上がるにはちょうどいいくらいの量ですので最後まで召し上がっていただけます!
■お品書き 季節の新鮮なお造り/エビ・サザエ・いか・季節のお魚等 /タグ付き生がに1杯(しゃぶ・焼きがに・すき鍋など色々な食べ方をお楽しみください) /タグ付きボイルがに0.5杯(お二人で1杯)(レモンかかに酢でどうぞ) /酢の物 /かにみそ豆腐(自慢の珍味です) /かに雑炊 /自家製香の物
冬の味覚の王者・地どれタグ付松葉ガニandブリしゃぶの夢の競演!お一人旅のお客様もご利用いただけます!
またまた、お客様の声から新メニューが誕生♪たくさんいただきました「クチコミの中」で「タグ付きの地がにシングル」と「ブリしゃぶ」のコラボプランが出来ました。ボリューム満点の季節のお魚をお造りに始まり、とろけるようなブリをしゃぶしゃぶで楽しんだあとは、地どれのタグ付松葉ガニを、お刺身からしゃぶしゃぶ、焼きがに、蒸しがに、雑炊まで贅沢に食べ尽くしてください!
■お品書き 季節の新鮮なお造り(エビ・サザエ・いか・季節のお魚等)/ブリしゃぶ(7切り身) /タグ付き生がに1杯(しゃぶ・焼きがに・蒸しがになど色々な食べ方をお楽しみください) /酢の物 /かにみそ豆腐(自慢の珍味です) /かに雑炊 /自家製香の物
冬の味覚の王者 地どれタグ付松葉ガニ and 特選但馬牛ヘレ肉22mm夢の共演 !!酒鮮の宿まるやすはSAKEソムリエ=酒匠の視線から今まで日本酒にあまり合わされることのなかったお隣和牛のふるさと但馬の牛肉にこだわりをもって取り組んでいます。
「かにも!お肉も!」お客様のリクエストから生まれたいいとこ取りの欲張りコースです。リーズナブル価格で楽しめる本物の但馬牛ヘレ肉ステーキ150gと新鮮な地どれタグ付き松葉がにシングルのコース。但馬牛は食感にこだわった厚めのカット、松葉ガニは、しゃぶ・焼きがに・蒸しがになどソムリエおすすめの色々な食べ方をお楽しみください!
■お品書き 但馬牛ヒレステーキ150g(高さ22mm・塩ポン酢&藻塩)/タグ付き生がに1杯(しゃぶ・焼きがに・蒸しがになど色々な食べ方をお楽しみください) /季節の酢の物 /かにみそ豆腐(自慢の珍味です) /かに雑炊 /自家製香の物
より日本酒を楽しむため日本酒ナビゲーターの資格を!醸造法や歴史など110分の座学と、SAKEソムリエ(酒匠)の資格も持つオーナーが温度別の味わい違いや精米歩合による酒質の違い等の40分間のテイステング講習、夕食時にお酒と料理の相性講座など充実の授業を行います。歴史や醸造法を学び味わうお酒は格別です。修了者には“日本酒ナビゲーター”に認定し資格証明書を発行。
■講習内容
【110分のお酒に関する講座】+【40分で4酒類のテイスティング】+【その4酒類のお酒を合わせたご夕食】でご料金的には1,050円(105ml=6勺)クラスのお酒が4酒類×2回分(テイスティング40mlとお食事時80ml)がついていますので資格取得費用と合わせるとかなりお得♪
【ご夕食の献立は、冬季限定の本場松葉ガニとブリのWしゃぶしゃぶ】
コッペがにとは「松葉がにのメス」のこと。このメスがにならではの内子と外子がとても美味しいのです。もちろん身もプリプリ。酒鮮の宿まるやすでは、食べやすく身をほぐし甲羅に詰めた「宝船」の状態でお出しします。雄の松葉はしゃぶしゃぶや焼きなどで!
☆レディスですが男性にもご利用いただけます!
■お品書き 季節の新鮮なお造り/エビ・サザエ・いか・季節のお魚等 /タグ付き生がに1杯(しゃぶ・焼きがに・すき鍋など色々な食べ方をお楽しみください) /こっぺがに1杯(かに酢でどうぞ) /酢の物 /かにみそ豆腐(自慢の珍味です) /かに雑炊 /自家製香の物
お食事のみも承ります カニプランのほか、お魚とお肉のコースも
宴会・ご昼食・ご夕食にご利用いただける、宿泊無しのお食事プラン(デイユース)も承ります。丹後近隣の方のご昼食、ご夕食や宴会、また観光で来られ、天橋立以外で宿泊される方のご昼食にも。どうぞ。
→外来お食事の一覧はこちら
できるだけ安く、本物の素材を、最高の食べ方で提供する。美味しいお酒、美味しいお料理を提供する…。これも日本酒ソムリエの仕事ですし、もちろん実践していることですが、実は日本酒ソムリエの本質は、もう少し深いところにあります。
その本質は、「お酒を美味しく飲める」を実践すること。世の中には、多くの方がご存知ない美味しいお料理、美味しいお酒が山ほどあります。美味しいものを探してくるのは、それほど難しいことではありません。ですが、「お酒を美味しく飲める時間・空間を演出する」のは、経験と実践、そしてお客様への最大限の配慮が必要です。宿主古田も、この本質をより実践できるよう、今も毎月東京に通ったりしながら、勉強を続けています。