天橋立を楽しむポイントとしてメジャーなところでは、まるやすから自転車20分+リフト・ケーブルであがる「傘松公園」と、徒歩6分+リフト・モノレールであがる「ビューランド」があります。傘松公園から見る景色は「斜め一文字観」と言われ、ビューランドから見る橋立は「飛龍観」と呼ばれます。
その二つよりももっとお手軽に天橋立の景色が楽しめるポイント、それが「櫻山」。ここ実は酒鮮の宿まるやすの名前の由来になっている私の祖父 安太郎翁が大正時代に天橋立展望のできる茶店を営んでいた場所なのです。昭和初期に鉄道敷設が計画され櫻山がルートになったためやむなく山を降り現在の場所にまるやすを開きました。それから約70年ぶりに整備され「櫻山第一展望所」となりました。
そんないきさつから私は幼い頃からこの景色の中でよく遊び、良く橋立を楽しみました。ここからの景色はどんなガイドブックにも掲載されていない幻の、そしてとっておきの景色です。(ホントはあまり教えたくないポイントです)
↓まるやすから岩滝口方向へ徒歩5分の櫻山踏切すぐの階段を登ります。
↓踏切から5分でこの景色。海側へ。
ここは、観光地と言うよりも登山の心得で登ってください。トイレ、ゴミ箱はありませんので、トイレは踏切の海側「文珠浜公園」で、また、ゴミは絶対にお持ち帰り下さい。
常識的なルールの下、幻の絶景を楽しみましょう!
ここから奥に櫻山第二展望所がありますが、そこへのルートは軽登山になります。トレッキングシューズ、雨具、水分補給の準備のない方は次回準備を整えてから・・。