この時期まで開封・提供を待っていたお酒があります。
そのお酒は北海道栗山町の小林酒造の「まる田 特別純米 搾り立て 無濾過生原酒」で例年2月に出荷されるお酒です。この梅雨入りの時期まで低温の冷蔵庫でゆっくり寝かせて(休ませて)いました。なぜか?それはこの梅雨時期にあうスッキリタイプのお酒だからです。しかも4ヶ月ほど寝かせることで味の絡みもさらに良くなり、この時期の丹後の海鮮に是非あわせたい一献なのです。
その理由は通常の特別純米 まる田に比べて5%余分に精米したことと酸度がホンの少し高いこと、そして生の原酒であることです。生のインパクトと原酒のキレの良さ!うわだち香に比べて意外なほどの含香のその広がりのよさ!是非ご自身で体験してください。先日の北海道出張時にはもう店頭から姿を消していた、販売期間の非常に短いお酒が丹後の地で丹後の旬にあわせて味わえます!
■蔵元:小林酒造株式会社 ■産地:北海道栗山町
■原材米:吟風 ■精米歩合:50% ■アルコール度:16.5
■日本酒度:+3 ■酸度:1.7 ■アミノ酸:1.2
酒造好適米「吟風」=北海道で1998年から育成が始まった道産米。耐冷性はやや劣るがいもち病に強い。心白もやや大きい。北海道のお酒の酒質を変えた酒造好適米!
↓地酒この時期のお薦め「香田 特別純米 生」との味比べも楽し。
↓まる田とは小林家の屋号。前杜氏のこだわりから「道産米でつくる最高峰純米酒」しか「まる田」は名のれません。
↓小林酒造さんの圧巻の舟9台が連なる様子!(非公開です)尊敬する前杜氏脇田さんに特別にご案内いただきました。感動を覚える光景でした。それ以来の「まる田」FAN!
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