7月26日~28日まで日本酒の産地別お酒の勉強会に参加で東京・仙台出張。今回は東京と仙台での勉強会の間の移動日を休日ととらえ、新幹線で直行すれば約2時間の東京仙台を宇都宮・赤湯と回り道して夏の旅を楽しんできました。
旅には目的があった方がおもしろい。私の場合はゴール(目的)を決めて道中はフリーハンドの「行き当たりばっ旅」を楽しむスタイル。今回の目的は①宇都宮で「みんみん」の餃子を食す。②山形鉄道を全線乗車する。
駅で宇都宮線を待っていると見慣れない回送電車が。これ新造された「お召し列車」になる編成です。天皇陛下がお乗りになるときは専用車が真ん中に連結されます。突然の通過に気づいた人は少なかったですね。これをみると幸せになるという都市伝説があるぐらい見るチャンスの少ない列車です。いい旅になりそうな予感。
道中はフリーハンドなので当日新幹線ではなく思いつきで宇都宮線(東北本線)の普通列車の2階建てグリーン車に乗ってみる。もちろん2階席。座席も楽そうだし、何よりICカードで事前購入すると安いとか現代の標準ツールになりつつあるICカードの有効性を実感してみたかった。これやはり便利ですホームでカードで購入、車内であいている好きな座席のセンサーにかざして席を確保。この流さえ覚えれば簡単に快適です。さらにグリーン車のみ車内販売があるのも◎。快適な時間をすごすと宇都宮。
グリーン車担当のNREのグリーンアテンダントさん。地元の鉄道KTRにもアテンダントさんいます。
いよいよ餃子です。2回目の宇都宮。市内には美味しい店がたくさんあるのですが、以前友人の地元民や宇都宮からのお客様に、まずは駅ビルの「みんみん」を薦められた。確かに旨い。行列もスパイシーで食欲をそそる程度で我慢できる。ただ、「たれの説明がないのであると良いな」と思う。この実感は観光地で営むものにはものすごく勉強になる目線なんです。それと特筆したいのが「宇都宮名物 餃子せんべい」これやみつきになる味です。たれの味と食感にはまった近所の友人はあう度に「宇都宮の出張はいつ?」と聞いてくるぐらいなんです。こんなミスマッチがマッチの新名物天橋立にもできないかな?智恵のもちせんべいとか?
そして山形鉄道フラワー長井線。ここは地元のKTR宮津線とほぼ同じ時期に建設され、同じ時期に第三セクター化された親近感わく路線。ここでも学び旅。無線ランが駅などで使える様子。これは是非KTRでも実施してほしいサービス。
結局、いつも学ばせていただいている「旅の空から」、宇都宮と山形からお送りしました。
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